ベストデザイン

友人のマンションエレベーターにて。

おそらく、管理人さん自主制作の逸品。

たぶん、上は「タバコを消さないで」でしょうか？

あえて言ってしまうと、

消さなければエレベーター内は喫煙ＯＫという解釈を生むことが危惧されます。

もちろん、エレベーター内の喫煙はＮＧですが、

たぶん管理人さん的にはＯＫなんです。

なぜなら、

その証拠に、エレベーター内の床には、消臭ＰＯＴと芳香剤が・・・・。ＷＨＹ？

だって、この組み合わせじゃ、フローラルな香りがでても、すぐに消臭されちゃう！

においをとりたいのか、フローラルな香りを出したいのか意味不明なのですが、

ただ、わかるのは、管理人さんは、エレベーター内のタバコの臭いや、

消されて汚れるのがイヤなんです。

そして、エレベーター内のにおいに人一倍気を使っていること。

だったら、ロゴじゃなく「エレベーター内禁煙！絶対に！」と毛筆しましょう。

タダ、ソレダケ。。。。。ソレダケ。

そして、問題なのは、その下のマーク。

こんなん初めて見ました。

「鼻血禁止！」

もしくは

「涙を流すほど辛いことがあっても、がんばろう！」

友人にこれ何？って聞いてみたら、

「ツバをはくな！」らしい。。。

一瞬、納得しましたが。

というか、ここは、ヤンキー中学校でしょうか？

そんなに、犬のマーキングみたいに、ツバはかないだろ～。

んで、いろいろ議論した結果、ある結論に至ったのですが、

たぶん、これは、ある一人のヒトに向けられたメッセージじゃないかと。

つまり、

ここのマンションの住人の中で、エレベーター内で、タバコを消し、ツバをはく人物。

絶対に、ツバをはくようなヒトは、タバコも壁で消すだろうし。これはセットなんです。ペアなんです。

ただ、人物が特定できないだけに、あのようなＰＯＰで訴求しているんです。

んで、なぜ、日本語で禁止と書かないのかは、

たぶん、住人の中には、日本語をうまく読めない外国人の方がいる。

逆に、グローバルな感じで書いてしまうと、日本人のヒトが読めない。

この葛藤の中で、出した答えがあのＰＯＰなんです。

管理人さんのソウルスクリーム。魂の叫びなんです。

ぜひ、管理人さんに日本広告大賞を！

そして、いつかＰＯＰを外せる日を！